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【アクチュアリー仕事入門】生命保険会社の商品開発部②

さて、生命保険会社の保険商品の保険料(営業保険料)ですが、生保数理の教科書の内容に基づいて求めることができます。
ただ教科書では定期保険、終身保険、養老保険がメインであって、実際に販売されている無解約返戻金型、低解約返戻金型には対応していません。
また、色々な手術給付金、入院給付金、通院給付金などの給付の種類があるがん保険などは、保険料算出の式は大変複雑なものになります。

そもそも教科書では保険料は年払で求めるのが一般的ですが、実際には月払であることが多いです。
このような年払の保険料を月払に変換するようなことも必要になってきます。

保険料だけであっても教科書にはないようなものに色々と対応していく必要があるわけです。

 
2024年03月16日 22:34