アクチュアリー試験対策講座を選ぶポイント①
当スクールも含めて、アクチュアリー試験対策講座を実施しているスクール等は色々とあります。ここでは、公平な立場に基づいて、講座選びのポイントについてお話しさせて頂きます。
このような講座を分類すると、以下のような表で表すことができると思います。
対面授業 | 非対面授業(オンライン型) | |
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集団授業 | (今回はここのお話しです) | |
個人授業 |
今までの主流は「集団授業」かつ「対面授業」でした。これは1人の講師が多くの受講者を教えることにより、授業料を格安に抑えることができる効果があります。また、授業終了後などに講師に直接わからないところを質問できるというメリットがあります。
ただ、わからない所は人それぞれでありますし、受講生の方は学生であったり社会人であったりと受講生の属性がバラバラの中で、1つに定まった講義しかできない、という点でデメリットがあるように感じます。
私もこのようなスタイルの講座の講師を担当しておりましたが、受講者の中には理系の方もいれば文系の方もいましたし、生保勤務で生命保険の仕組み等のバックグラウンドをお持ちの方もいれば、保険の仕組みも詳しく知らない方もいらっしゃいました。そのような中で、受講者全員にご満足頂ける講義をすることの難しさを感じました。
また、授業の日時は決まっており、仕事の忙しい社会人の方は毎回出席するのが難しかったりします。もちろん、最近の講座では、授業自体を収録していて、欠席者はそれを視聴できる仕組みになっていることが一般的ですが。
ただ、授業料は格安のケースが多いので、価格重視の方はこのような講座を選ぶことが多いようです。
2019年05月03日 16:45